飲食店バイトの履歴書の書き方
飲食店バイトの履歴書の書き方を紹介します。
私は以前、雇われ店長としてレストランで５年間、その後独立してカフェのオーナーを１０年以上やっていました。
そのため、バイト希望者の面接は１５００人を超えます。
今回は、飲食店バイトを採用する側からの目線でお話しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
志望動機と本人希望欄は必ず書く
飲食店バイトの面接は履歴書を見ながら行いますが、面接官または採用担当者が見る履歴書の項目は、志望動機と本人希望欄だけと言っても過言ではありません。
「なぜ、うちの店で働きたいと思ったのか？」
↓↓
志望動機
「働ける時間帯は何曜日の何時で、いつから働けるのか？週に何回働きたいのか？」
↓↓
本人希望欄
この２つが、面接官（採用担当者）が最も重視するポイントなのです。
履歴書に書く志望動機の書き方
履歴書に書く志望動機の書き方ですが以下の３つで大丈夫です。
１、通勤が容易。
２、自分が働ける時間と募集要項が合致。
３、お店に興味がある、または来店した事がある。
★詳しくはこちらの記事＞＞飲食店バイト、履歴書に書く志望動機はコレ。
履歴書に書く本人希望欄の書き方
履歴書に書く本人希望欄の書き方ですが、ポイントは具体的に書く事です。
・いつから働けるのか？（明日、来週？）
・いつまで働けるのか？（３ヵ月、１年間、しばり無し？）
・働ける曜日は？
・逆に、働けない曜日はあるのか？
・長期休暇（１週間以上）を取る予定が向こう３ヵ月以内にあるか？
・何時から何時まで働けるのか？
・最低週に何日は働きたいのか？
・すべてお任せなのか？
★詳しくはこちらの記事＞＞飲食店バイトの本人希望欄の書き方。ローソンの履歴書用紙がおすすめ
学歴・職歴は書かなくて良い？
面接官（採用担当者）が気になるのは、志望動機と本人希望欄だけですが、
かと言って履歴書の左側にある項目、『学歴・職歴』は書かなくてよい、という訳ではありません。
ちゃんと書きましょう。
でも学歴は小学校から書く必要はありません。
あなたが大学生なら、高校の入学・卒業年度と大学入学年度、現在の状況を書けば十分です、バイトですからね。
職歴（アルバイト歴）は書きましょう
職歴（アルバイト歴）はしっかりと書きましょう。
なぜなら、飲食店は経験者が来ると嬉しいからです。
なぜ、嬉しいのか？それは教えるのが簡単だし、即戦力になる可能性が高いからです。
どこの店でどれくらいの期間働いていのか？というのは大切です。
もしあなたが飲食店経験者だったりする場合は採用に一歩近づきます。
また、飲食店でなくても「働いた事がある」という人は貴重な存在なのです。
写真は必ず貼りましょう
写真は必ず貼りましょう。これは、社会生活において常識です。
飲食店が新規オープンで大量にアルバイトを採用する場合、履歴書に写真が貼っていないと誰が誰だか分からなくなってしまいます。
私が体験したとんでもない履歴書
私が、雇われ店長とカフェオーナー時代に体験した、とんでもない履歴書を持って面接に現れた例を幾つか紹介します。
１、名前と住所だけ書いてある履歴書
面接に履歴書を持って来たが、名前と住所だけ書いている男性がいました。。。
私は、「これなら、メモ用紙でいいんじゃないの？」と言いました。
もちろん、不採用です。
２、履歴書が裸
履歴書用紙を封筒に入れないで、裸で持って来る人はわりといます。
これも相手に失礼なので止めましょう。
ただし、これで不採用にした方もいますが、採用した人もいます。
封筒がないなら、せめてクリアファイルに入れて行きましょうね。
３、履歴書が明らかに使い回し
前に面接を受けた飲食店の方のメモ書きを端っこに発見！
問い詰めたら、使い回しを暴露しました。
非常識だとおもいませんか？
せめてメモ書きは消してから持ってきて欲しいです。
相手の気持ちが分からない、興味がない、という人は、飲食店バイトには向いていません。
まとめ
今回は、飲食店バイトの面接で使う履歴書の書き方を紹介しました。
ポイントは、志望動機と本人希望欄をしっかりと書く、という事です。
学歴は省略しても大丈夫ですが、職歴（アルバイト歴）はきちんと具体的に書いた方が喜ばれます。
あなたが、飲食店（ファストフードも可）で働いた経験が少しでもあるなら、それはかなり強い武器になります。
ただし、履歴書がちゃんと書けているからと言って、飲食店バイトに採用されるかどうかは別問題です。
なぜなら、履歴書はあくまでもあなたのプロフィールであって、試験の解答用紙では無いからです。
飲食店バイトの採用試験の合否は、面接で決まります。
しかも、面接時の第一印象で９０％決まってしまいます。
これは、紛れも無い事実です。
数々の面接をやってきた私がそうでした。
履歴書は、飲食店バイトの採用試験を受けるための応募用紙でしかないのです。
その応募用紙もまともに書けない人は、採用される確率はかなり低くなる、ということなのです。
なので、履歴書は面接官（採用担当者）が気になる項目を、最低限しっかりと書いておきましょう。
逆に、びっしりと書く必要はありません。
（びっしり書くと、面倒くさい人だな、と思われてしまう）
就職ではなく、バイトですからね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
即決採用されるといいですね～♪
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