飲食店バイトに有給はある？
飲食店バイトに有給はあるのか？
有給とは、有給休暇の略称ですが、
答えは、ある！です。
なのでたくさん取って海外旅行にでも行きましょう！
と言いたいところですが、現実には取れてはいませんよね？
そこで今回は、飲食店バイトに携わる方が確実に有給休暇を取る方法を紹介します。
また、そもそもどういう飲食店バイトの方が有給を貰えるのか？
有給の条件や有給の賃金、具体的な貰い方や有給が貰えるお店の探し方なども併せて紹介します。
- 飲食店バイトに有給はある？
- 飲食店バイトが有給を貰える条件
- 飲食店バイトの有給の金額
- 飲食店バイトの有給の貰い方
- 飲食店バイトが有給を貰えない時は？
- 飲食店バイトの有給の買取は出来る？
- 飲食店バイトが有給を確実に貰うには？
- 飲食店バイトの有給がある店の探し方
- まとめ
- おすすめ記事
飲食店バイトが有給を貰える条件
飲食店バイトに有給はある！と言いましたが、誰でも彼でも貰える訳ではありません。
じつは、有料を貰える条件というのがあるのです。
その条件とは、以下の２つです。
- 半年（６か月）以上の継続勤務。
- 所定労働日の8割以上出勤している。
※所定労働日とは、契約で交わされた労働日数です。
例えば、週５でバイトすると決められている場合。
月に約２０日間出勤します。
６か月×２０日間＝１２０日。
これが所定労働日です。
ずる休みや病欠などで全て出勤出来なかったとしても、９６日以上出勤していれば有給が貰える条件を満たしています。
これは、週５以下の所定労働日の方にも適用されます。
週１でも６か月継続して、所定労働日の８割以上出勤していれば、有料は貰えるという事です。
飲食店バイトが有給休暇を貰える日数
大体の目安として、週５日なら半年後に貰える有給は１０日。
週４日なら、有給は７日。
週３日なら、有給は５日。
週２日なら、有給は３日。
週１日なら、有給は１日。
それぞれ貰えます。
また、有給休暇は次の１年後（初出勤から1年半後）からは増えていきます。
年を追うごとに増えていき、最高で年間２０日まで貰えます。
ただし、２年間で時効を迎えて消滅しますから注意が必要です。
飲食店バイトの有給の金額
では次に、気になる有給のお値段ですが、有給の金額はいつも働いているのと同じです。
例えば、水曜日に有給を取る場合。
普段の水曜日は６時間働いているのなら、有給も６時間分の時給で計算します。
例えば、時給が１０００円で実働が６時間なら、有給の賃金は６０００円です。
この場合、実働とは休憩時間を除いた時間です。
また、有給取得日の交通費は支給されません。
飲食店バイトの有給の貰い方
飲食店バイトが有給を貰いたい場合はどうやればいいのでしょう？
有給は原則として、本人が会社に希望を出します。
いわゆる申請ですね。
店長に、『来月の１０日から１２日まで有給休暇を貰いたいです』と申請しましょう。
「はい、わかりました！」と店長が言ってくれれば何の問題も無いのですが。。。
現実にはそう上手くはいきません。
なぜなら、店側はぶっちゃけバイトの有給休暇が大嫌いだからです。
なぜ嫌いなのか？それは人手不足なのに休まれる上に、金まで払わなければならないからです。
店側にとってバイトの有給は、人件費の無駄以外の何ものでもありません。
ただし、誤解を招くといけないので言っておきますが、全ての飲食店がそういう訳ではありません。
なので、スムーズに当たり障り無く飲食店バイトが有給休暇を取るには、
ちょっとしたテクニックが必要です。
飲食店バイトが有給を貰えない時は？
飲食店のバイトの方が店長に有給休暇を申請しても貰えない時があります。
なぜかというと、申請した日が繁忙期だったり本当にスタッフが足りない日だったりするからです。
一応、会社側はバイトの有給休暇申請を断ってはいけない、という法律があります。
でも、会社側の立場も法律では認められておりまして、やむを得ない場合は他の日に変えてもらう事ができます。
なので、飲食店バイトの方が有給を申請する時は、早目に相談すればスムーズに有給休暇を貰う事ができます。
早目とは、３か月くらい前までです。
有給休暇を申請して、「この期間はちょっと。。。」と言われたら、
「逆に、いつなら有給休暇がとれますか？」と聞いてみましょう。
ず～とダメだよ！と言われたら、これは法律違反です。
腹が立ってしょうがない場合は、最寄りの労働基準監督署に電話して相談すれば解決できます。
でも、実際にはそんな事したら退社するしかないですよね？
ちなみに、有給休暇を消化してから退社できますから、
「じゃ、辞めさせて下さい。有給休暇を最後に消化する形で辞めさせて下さい。」と言いましょう。
例えば、有給休暇が１０日ある人が８月末で退社する場合は、８月２０日くらいまで働いて残りは有料消化にするという事です。
ただし有給休暇は、所定労働日に定められた日にしか使えません。
あなたが普段、日曜日から木曜日まで働いているなら、休日の金曜日と土曜日は有給休暇に充てる事はできませんから注意してくださいね。
飲食店バイトが有給を使わないと罰金！？
じつは、2019年4月から法律の改正があり、
対象者には年５日の有給休暇を取得させることが会社の義務とされました。
対象者とは、年に１０日以上有給休暇が付与される労働者です。
もちろんバイトも含まれますので、年に１０日以上有給休暇が付与されるバイトは、必ず５日以上取得しなければなりません。
これに違反すると、店側が３０万円の罰金を科されてしまう場合があります。
これは、店も店長も大変ですね。
レギュラーバイトには必ず有給休暇を撮らせなくてはいけない、という事です。
飲食店バイトの有給の買取は出来る？
よく有給休暇の買取で事なきを得た。とかネット上には書いてありますが、有給休暇の買取は法律で禁止されています。
なので、有給の買取は出来ません！
なぜかと言うと、有給休暇の定義が変わってしまうからです。
国がわざわざ法律を作って、社員やバイトに有給を取らせる理由は、過労を防ぐためです。
「ちゃんと休んで下さいね。」という意味があるのです。
昨今、パワハラ上司などが原因による社員の過労死が取り沙汰されていますよね？
国としては、労働者を過労から守りたいのです。
飲食店バイトが有給を確実に貰うには？
さて、法律で定められている飲食店バイトの有給ですが、現実には貰える店と貰えない店があるのが事実です。
そこで、飲食店バイトの方が確実に有給を貰う方法を紹介します。
それは、大手企業（上場企業）で飲食店バイトをする事です。
大手企業（上場企業）は法律を守る義務がある
ここでいう大手企業とは、株式を上場している企業です。
東証一部や二部、大証やナスダックなど。。。
株式を上場している企業は毎年監査が入ります。
全ての業務内容をチェックされます。
そこには当然、バイトの有給休暇取得状況も入っています。
もし、バイトに有給休暇を取らせていないことがバレたら。。。
株主総会前に、総会屋（今時いるのかな？）の格好のネタになります。
上場企業は法律を必ず守る義務があるのです。
誤解を招くといけないので言っておきますが、
上場企業以外は守らなくてもいいのか？という訳ではありません。
全ての個人、法人は法律を守って事業を行わなくてはいけません。
でも、全ての店の有給休暇取得状況をチェックするのは不可能です。
特に個人営業の飲食店などは、バイトに有給休暇を与えたら自分の給料が無くなってしまう方もいるかもしれません。
なので、飲食店バイトを選ぶ際には株式上場企業で働けば、有給休暇を確実に貰えるというわけです。
飲食店バイトの有給がある店の探し方
飲食店バイトの有給休暇がある店を探すのは簡単です。
飲食店バイトのWEB応募で、条件のところに「有給」と入れて検索するだけです。
おすすめの飲食店検索サイトはこちら＞＞＞採用祝い金がもらえるアルバイト情報サイト【マッハバイト】 
まとめ
飲食店バイトの有給休暇はあります。
６か月連続して働いて、所定労働日の８割以上勤務していれば貰えます。
大体の目安として、週５日なら半年後に有給は１０日。
週４日なら有給は７日、週３日なら有給は５日、週２日なら有給は３日、週１日なら有給は１日貰えます。
また、有給休暇は次の１年（初出勤から1年半後）には増えていきます。
年を追うごとに増えていき、最高で年間２０日まで貰えます。
ただし、２年間で時効を迎えて消滅しますから注意が必要です。
時効を気にせず有給休暇を確実に取りたいなら、株式上場企業（大手企業）で働く事をおすすめします。
上場企業は法律を遵守しているはずだからです。
有給休暇を貰うと店に心から感謝できますよ。
有給を取らせてもらった時には店長にお礼をいいましょうね。
ゆっくりと休んで仕事にパワーを注いで下さいませ。
おすすめ記事
www.xn--eckvdwa0844aq1n5w1fp6ele.com
www.xn--eckvdwa0844aq1n5w1fp6ele.com
www.xn--eckvdwa0844aq1n5w1fp6ele.com
