結論から言うと、飲食店正社員の将来は大変です。
休みはあまり取れず、あなたが未経験者ならベテランバイトからの突き上げもあります。
はじめのうちの苦労は必須です。
なので、正直言って止めておいた方がいいでしょう。
それでも、
あなたが飲食店の正社員を目指したいというのなら、将来の不安を吹き飛ばすアドバイスがあります。
私は飲食店のバイトから正社員となり店長を経験して、カフェオーナーまで経験しました。
飲食店における全ての仕組みを理解しているつもりです。
なので、飲食店の正社員として将来に一抹の不安があるなら参考にしてくださいね。
飲食店の正社員なら将来の夢を持とう
飲食店の正社員を目指すなら、まずは将来の具体的な夢を持ちましょう。
夢を持って働いているのといないのでは、5年後のあなたの実力に大きな差が出るからです。
その夢とは、大きく2つに分かれます。
- 独立開業。
- 会社の発展。
私の将来の夢は、1の独立開業でした。
飲食店のバイトを19歳から始めて、25歳で正社員になり、32歳で独立開業しました。
その後16年間カフェやレストランを5店舗展開しましたが、人手不足であえなく閉店に追い込まれます。
今思えば他店舗展開は止めておいた方が良かったのかな?とも思いますが、当時は一生キッチンやホールで仕事はしたくなかったので、他店舗展開は必要でした。
社長になれば現場には出なくてもいいですからね。
今思えば根本的な動機が不純でしたね (;^ω^)。
飲食店の正社員が将来、独立開業を目指す場合
飲食店の正社員が将来、独立開業を目指すなら他店舗展開か一店集中かどちらかを決めてから始めたほうがいいでしょう。
70歳まで厨房に立ち続ける自信があるなら一店集中です。
いや、それは無理!という方は独創的なコンセプトを開発してフランチャイズ化を目指したほうがいいでしょう。
4~5店舗出来ればいいや。。。という場合は私のように失敗する確率が高くなります。
なぜなら、将来発展する可能性がない飲食店に優秀な正社員は応募して来ないからです。
そして、人手不足という問題はこれから益々深刻になります。
パソコン一台でそこそこ稼げる時代ですからね。
ロボットが店長ならいいですよね?休みはいらないし、給料あげてくれ、とか文句も言いません(笑)
AIの台頭でそういう時代も現実的になろうとしていますが。。。
独立開業はリスクがハンパない
独立開業の場合、一番かかる経費が人件費と食材費、そして家賃です。
家賃は大家の単純な好き嫌いで変わってきますから注意が必要です。
私の場合、リーマンショックの時に契約更新になり、大家から「家賃5%アップしたい」と言われて呆然としました。
「あんた新聞読んでる(怒)!?」この大家は守銭奴以外の何物でもないですよね。
結局交渉の結果、家賃アップは無くなりましたが、嫌な気分になりました。
また、人件費の問題もあります。
社員やバイトは育ったころに止めて行く。。。
これが、多くの飲食店オーナーが感じていることです。
「正社員をとどめて置けないあんたが悪い」と言われてしまえばそれまでですが、この問題は近年では顕著です。
仕入業者はすぐ値上げする
大量仕入なら強気にいけますが、中小企業ならそんなに仕入業者に強気には出られません。
食材費は年々高騰。すべて中国人が豊かになったせいで、中国の商社が高値で買い占めます。
でも、これも時代の流れなので止められないのです。
直ぐにまねされる
いきなり!ステーキはご存知ですよね?
開業したばかりのころは飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが最近は元気がありません。
海外事業に失敗した事も大きいですが、それよりもコンセプトをマネされてパクった店が沢山出てきた事もあります。
「いきなり」を「カミナリ」にして『カミナリステーキ』和民をパクッて魚民をやっているパクリ大好きなモンテローザがやっています。
「そうだステーキ」も名前はあまり似てはいませんがコンセプトはパクリです。
「ステーキ屋松」は松屋がやっています。
「いきなり俺のジンギスカン」にいたっては、俺の、フレンチのパクリなのか、いきなり!ステーキのパクリなのか。。。
私なら、「突然!うちらのステーキ」にするかな(笑)
私が飲食店の正社員から将来の夢を叶えて、独立開業できた理由を詳しく紹介している記事があります。
きっとあなたの参考になると思います。こちら↓↓
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飲食店の正社員が将来、会社の発展にかける場合
飲食店の正社員が将来、会社の発展にかける場合は、全て社長にかかっています。
社長がやり手で誠実な方なら会社に乗っかるのもいいでしょう。
でも、だいたいの社長が、ちょっと金がはいると高級なベンツを買ったり、愛人と海外旅行に行ったり、スイスの高級腕時計を買ったり、ハワイにゴルフに行ったり、株に手を出してしまいます。
証券会社はハイエナやジャッカルの集まりなので、飲食店でちょっと成功した社長は恰好の餌食です。
また、飲食店社長も本音では不労所得に憧れている人が多いのでついつい株や投資信託、不動産や債権に手を出してしまいます。
そして大きく失敗して多額の借金を背負い、突然倒産。。。
そんな飲食店経営者を私は何人か知っています。
なので、高い志を持った飲食店社長や、会社の株式公開を真剣に考えている社長は信用度が高いでしょう。
でも、飲食店国内500店舗限界説というのがあります。
じつは、いきなりステーキもこれにハマっています。
そもそも株式公開をする場合は100億円の売り上げを上げる可能性がないと上場できません。
100億といえば1億円の売り上げ店舗を100店舗作らなくてはいけません。
これはちょっと大変ですよね。
なので、国内だけではなく、海外も視野に入れていかなくてはいけないのですが、成功しているコンセプトはわりと少ないです。
リスクがハンパないのはどの業態でも同じですが、このリスクを避けて上手く展開できるか否かも、社長にかかっています。
飲食店の正社員が誠実な社長を見つける方法
飲食店の正社員が、誠実で高い志を持った飲食店の社長を探す事は多分無理でしょう。
なぜなら、個人が得られる情報には限りがあるからです。
また、余計な時間も手間もかかります。
なので、プロの助けを借りればいいのです。
それが、飲食店に特化した専門の転職サイトです。
飲食店に特化した転職サイトのスタッフは、普通の転職サイトのスタッフよりも飲食店の情報(内情)を沢山持っています。
また、紹介したOBからのフィードバックも多いので情報に信頼性があります。
なので、一人で悩んでいないで飲食店専門の転職サイトに相談した方が答えがすぐに見つかります。
おすすめの飲食店転職サイトがこちら>>【飲食店特化の転職支援フーズラボ・エージェントbyCuolega】
まとめ
飲食店の正社員になるなら将来の具体的な夢を持ちましょう。
そして、夢を叶えるためには、誠実な社長が経営している会社に入ると成功する確率はグッと上がります。
実際に私がそうでした。
独立開業できたのも、誠実な社長に巡りあえたからです。
詳しくはこちらの記事↓↓
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飲食店の正社員の方は、将来の事をあれこれと悩みますよね。
私もそうでした。
でも、飲食店経営に誠実な社長に出会ってからは不安は消えていました。
その会社で将来の独立開業に向かって毎日仕事をしていた時は、つらい事やきつい事も「全て勉強。将来の夢の実現のためだ!」と思って前向きに考えるようにできたのです。
なので、辛くはなかったし成長している自分が感じられてとても楽しかったです。
あなたも早く誠実な社長に巡り会えるといいですね。
その方法がこちら>>【飲食店特化の転職支援フーズラボ・エージェントbyCuolega】
飲食店の正社員として将来の夢を叶えたいあなたに応援歌を紹介!
私の好きな曲があります。
スピッツの『優しいあの子』です。
NHKの朝ドラの主題歌になっていますが、この歌の内容は、
夢に向かって一歩踏み出すと現実は厳しいが、諦めずに歩き続けると自分の知らなかった世界が見えて素晴らしい経験ができる。。。という感じの歌です。
良かったら聞いてくださいね。こちら↓↓
「なつぞら」主題歌/スピッツ「優しいあの子」 連続テレビ小説「なつぞら」オープニングタイトル
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