飲食店バイトのゴキブリ対策
※この記事にはゴキブリの画像は一切出てきません。
飲食店バイトをしたいと思っているけどゴキブリが苦手、恐い、気持ち悪い、という方は、この記事を参考にして下さい。
そもそもゴキブリは飲食店にいるのでしょうか?
答えはYESでもありNOでもあります。
どういう事かというと、
ゴキブリが全くいない店もあれば、ちょっといる店や大量にいる店もある、という事です。
つまり、あなたが働く店次第です。
私は以前、飲食店を数店舗経営していましたから店のゴキブリ対策には頭を悩ませていました。
でも、ゴキブリを店から完璧に駆除出来る方法が分かったので、バイトの方々に喜ばれました。
今回は、私の経験を元に飲食店バイトがゴキブリに遭遇しない店を紹介します。
ゴキブリがいない飲食店の特徴
飲食店には当然ゴキブリがいる、と思っていませんか?
でも、ちゃんと駆除をしているお店もあるんです。
そんなゴキブリがいない飲食店の特徴は、以下の3つです。
1、汚くない(清掃意識が高い)飲食店。
2、新しい(新規オープン)飲食店。
3、最低でも半年に一回業者に駆除を依頼している飲食店。
以下で具体的に説明します。
汚くない(掃除されている)飲食店の見分け方
飲食店の清掃意識の高さを一発で見分ける方法があります。
どこを見れば分かるかというと、エアコンの吹き出し口です。
エアコンの吹き出し口が埃だらけの店には90%ゴキブリがいます。
なので、店内に入ったら先ずはエアコンの吹き出し口をチェックして下さい。
どうしてエアコンの吹き出し口が汚いとゴキブリがいるのかというと、清掃に対する意識が低いからです。
エアコンの吹き出し口を掃除するのは手間がかかります。
現場スタッフは、気になっていてもなかなか出来ないのです。
または、全く気にも止めていない場合もあります。
手間と時間がかかるエアコンの吹き出し口やフィルターを毎週清掃しているお店は、清掃意識が高いのです。
よって、他の場所もきちんと清掃している可能性が非常に高いです。
ゴキブリ駆除の基本は清掃です。
清掃意識が高いお店にはエサがないのでゴキブリが住む場所がないのです。
新規オープンの飲食店
新規オープンのお店はゴキブリがいません。
ただし、居抜き店舗の場合は別です。
基礎工事からはじめている新規オープンのお店にはいません。
なので、オープニングスタッフで行けば大丈夫です。
でも、清掃意識が低い店長だったり、ゴキブリ駆除業者を入れない新規店舗は、3か月くらいからチラホラ出てきます。
業者に駆除を依頼している飲食店
ゴキブリ駆除業者に駆除を依頼しているのかどうかを知るのは難しいですよね?
直接聞くのもおかしいです。
そこで、WEB応募の際にメールで質問してはどうでしょうか?
WEBで飲食店に応募すると返信の電話とメールが送られてきますので、それを再返信する時に質問するのです。
例えば、
御社(貴店)では、害虫対策を何かやっていらっしゃいますか?
こんな感じです。
具体的な回答がもらえたら安心です。
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私の体験談、ゴキブリ駆除が出なくなった方法
私は以前数店舗の飲食店を経営していました。
掃除はキチンとしていましたし、ゴキブリのエサとなる食材もちゃんと冷蔵庫内にしまっていましたがゴキブリが発生していました。
そこで、友人の飲食店社長にゴキブリ駆除業者のAさんを紹介してもらいました。
Aさんは個人で害虫駆除の会社を経営している方でした。
Aさんのやり方は、厨房内の冷蔵庫や調理台の下に入り込んだ食材(ゴミ)を徹底的に掃除するところから始まります。
入り込んだ食材とは、仕込みや調理で出てしまう野菜や肉の切れ端です。
これがゴキブリのエサになっていたのです。
そして、ゴキブリが食べると死んでしまうゼリー状の薬をちょこちょことゴキブリの通り道に塗っていきます。
エサが無くなったゴキブリはこのゼリー状の薬を食べるしかなくなり、バタバタと死んでいきます。
結果、ゴキブリは消えていなくなりました。
薬の効果は6か月。
6か月経つと厨房内の見えないゴミも溜まるので、半年に1回のメンテナンスが必要です。
メンテナンスをやっているのにゴキブリが出る
こういったメンテナンスをやっているのにゴキブリが出るお店もあります。
それはなぜかと言うと、以下の3つです。
・厨房内とその近くに薬を噴霧または塗る事が出来ない場所がある。
・厨房内の見えないゴミを完全に撤去しきれていない。
・飲食店ビルまたは商業施設内に店があり、他の店から入ってくる。
ゴキブリと同じくネズミも飲食店にいる場合があります。
飲食店ビルや商業施設内では、全部の飲食店が定期的に防虫・防鼠対策をしなくてはいけません。
ゴキブリ退治で大惨事!?
私が聞いた話では、ある飲食店ではゴキブリが出る度にバイト君が消毒用アルコールスプレーにチャッカマンで火をつけて火炎放射器に仕立てて焼き殺していたそうです。
ある日その火炎放射器の火がフライヤー(揚げ物器)に届きます。
一瞬で火事になり、スプリンクラーが作動してボヤ騒ぎ。
1週間営業を停止したそうです。
大惨事に発展しなくて良かったですが、今思えばバイトテロの走りかな?
まとめ
飲食店にはゴキブリがいる店といない店があります。
「飲食店にはゴキブリがいてもしょうがない」と思っている店長の下では働かないようにしましょうね。
ゴキブリ駆除を諦めているようなお店は、お客様に対して失礼です。